しばらく学会に行っていたのだが、いくつか現地で必要になって買うことになったものがある。次回は忘れないように書いておこう。
いままでの「旅の持ち物」リストに加えておこう
持っていけばよかったものたち
1. 爪切り
4日もあれば、爪は伸びる。現地の薬局で購入したが、次回は持っていこう。
2. フォーク
旅先でアップルパイを買って宿に持って帰ったときに、手づかみで食べるのは悲しい。結局、駅ビルの100円ショップでフォークを購入したが、次回は持っていこう。
3. 紅茶のティーバッグ
わたしは紅茶中毒でかつブランドにこだわりがあるのだが、うっかり忘れてしまった。これも現地調達することになった。
4. 学会の参加証
なくても困ることはなかったが、他の参加者と話すときに、わたしもあった方が相手にとって便利だろうなと思った。
5. 時刻表
ちょっと、次の次の電車を調べるときとか手元に時刻表があればよかったと思った。iPhoneでも経路検索できるけど一覧性は紙の勝ち。
これから、出かける皆さんへ
旅を楽しんできてくださいね。
2011年9月23日金曜日
2011年9月21日水曜日
回数券入れを自作しました
回数券は10枚分の値段で、11回電車に乗れるのでお得である。
得に東京メトロの回数券は金額だけで、経路の指定がないので出発地、目的地が違っても使える。さらに乗り越しができるので、190円の回数券で乗って230円のところで降りるには40円の差額を払えばよい。したがって160円の回数券を持っていればいつでも使えるのだ。
しかし、PASMOやSuicaの普及に伴い、回数券入れが置いていない券売機が多い。しかたがないので自作したので、その作り方を載せておく。
1.紙を用意する。
綺麗な紙を探そう。下図のように切り、より綺麗な面を下にして机の上に置く。
2.折り紙のように折る。
最後に糊でとめれば完璧。使用開始から2週間経つが、今のところ壊れていない。
追記
切符かPASMOで乗ると、東京メトロと都営地下鉄は乗り継ぎ割引で70円引かれるから、地下鉄を乗り継ぐなら回数券を使わない方が得だ。
2011年9月4日日曜日
電源ボタンを入れて待ってたら、gnomeが立ったらうれしい(boot時にautologinする方法)
1.背景
家のマシンに限った話をすると、
しかし、
電源ボタンを入れて待っていたら、gnome が立って欲しい!
ので設定した。
2.概要
/etc/gettytabと/etc/ttysを編集し、ttyv4に自動ログイン(autologin)し、~/.bash_profileでttyv4にloginしたときはlogin直後にstartxするように設定する。
3. 自動ログイン
/etc/gettytabと/etc/ttysを以下のように修正する。
diff の読み方は、/etc/ttysの例でいくと、
@@ -37,7 +37,7 @@ は「/etc/ttys.origの37行目から7行分と/etc/ttysの37行目から7行分を表示しています」という意味だ。
そのあとは、「-で始まる行は、ttys.origにあってttysにない行、+で始まる行はtty.origにはなくてttysにはある行です。他の行は両方のファイルにありますが、どの行かわかりやすい用に表示しています」という意味だ。
つまり、40行目のPcをPc1にするように、エディタで編集しろと言うことだ。
上は
$ diff -u /etc/ttys.orig /etc/ttys
の出力をコピペしたもので、unified context という形式で、patchを当てるときに
使う形式でもある。diffとpatchのマニュアルに目をとおしておくこと。
これでboot直後に、ttyv4に自動ログインするようになった。
参考 昔々のhandbook http://docs.freebsd.org/doc/3.0-RELEASE/usr/share/doc/ja/handbook/handbook172.html
4.gnomeをたてる
私は、default shell としてbashを使っているので、loginしたときに~/.bash_profile が実行される。なので、~/.bash_profileに以下のように追記する。
csh、tcshの人へ
.login に正しい書式で、同様に書けばよろしい。if文の書式は自分で調べてること。
以上、/etc/ttys、/etc/gettytab、~/.bash_profileの3ファイルを書き直せば、
電源を入れると、gnomeがあなたを待っている。さあrebootしよう。
5.注意
UNIXマシンに詳しくない同居人がいる人は、あなたのプライバシーが暴かれる可能性が増大します。電源を入れて黒い画面で login: と表示されたら手も足もでない人は多いですが、gnomeが立っていたらファイルを見ることは簡単です。
しかし、パートナーがUNIXに詳しい場合はLiveCDで起動して、HDDをmountしてすべて見ることができるので、あまり危険度は変わりません。気にしないでよいでしょう。
Xserver をlocalhostのclient以外が使う場合は注意が必要です。上のように、rootでautologinして、、、と思うかもしれませんが、うまくやらないと、正当なユーザ以外でもXserverを使えるようになったり、他のユーザのウインドウをとったりすることができてしまうようになります(例えば xinit 以外で Xserver を立てた場合など)。
上記のように、個人ユーザで startxする分には大丈夫ですが、気をつけてください。
家のマシンに限った話をすると、
- 使い終わったら電源を落とす。
- 私しかユーザーはいないし、sshされない。
- 使うときは、電源を入れるとlogin画面で止まっていて、loginしてstartxとtypeし、gnome環境で生活する。
しかし、
電源ボタンを入れて待っていたら、gnome が立って欲しい!
ので設定した。
2.概要
/etc/gettytabと/etc/ttysを編集し、ttyv4に自動ログイン(autologin)し、~/.bash_profileでttyv4にloginしたときはlogin直後にstartxするように設定する。
3. 自動ログイン
/etc/gettytabと/etc/ttysを以下のように修正する。
--- /etc/gettytab.orig 2011-09-03 20:59:47.000000000 +0900
+++ /etc/gettytab 2011-09-03 21:08:25.000000000 +0900
@@ -164,6 +164,10 @@
P|Pc|Pc console:\
:ht:np:sp#115200:
+P1|Pc1|Pc1 console:\
+ :al=username:ht:np:sp#115200:
+
+
#
# Wierdo special case for fast crt's with hardcopy devices
#
--- /etc/ttys.orig 2007-01-12 16:42:20.000000000 +0900
+++ /etc/ttys 2011-09-03 21:08:55.000000000 +0900
@@ -37,7 +37,7 @@
ttyv1 "/usr/libexec/getty Pc" cons25 on secure
ttyv2 "/usr/libexec/getty Pc" cons25 on secure
ttyv3 "/usr/libexec/getty Pc" cons25 on secure
-ttyv4 "/usr/libexec/getty Pc" cons25 on secure
+ttyv4 "/usr/libexec/getty Pc1" cons25 on secure
ttyv5 "/usr/libexec/getty Pc" cons25 on secure
ttyv6 "/usr/libexec/getty Pc" cons25 on secure
ttyv7 "/usr/libexec/getty Pc" cons25 on secure
patch形式になれていない人へdiff の読み方は、/etc/ttysの例でいくと、
@@ -37,7 +37,7 @@ は「/etc/ttys.origの37行目から7行分と/etc/ttysの37行目から7行分を表示しています」という意味だ。
そのあとは、「-で始まる行は、ttys.origにあってttysにない行、+で始まる行はtty.origにはなくてttysにはある行です。他の行は両方のファイルにありますが、どの行かわかりやすい用に表示しています」という意味だ。
つまり、40行目のPcをPc1にするように、エディタで編集しろと言うことだ。
上は
$ diff -u /etc/ttys.orig /etc/ttys
の出力をコピペしたもので、unified context という形式で、patchを当てるときに
使う形式でもある。diffとpatchのマニュアルに目をとおしておくこと。
これでboot直後に、ttyv4に自動ログインするようになった。
参考 昔々のhandbook http://docs.freebsd.org/doc/3.0-RELEASE/usr/share/doc/ja/handbook/handbook172.html
4.gnomeをたてる
私は、default shell としてbashを使っているので、loginしたときに~/.bash_profile が実行される。なので、~/.bash_profileに以下のように追記する。
if [ `tty` = "/dev/ttyv4" ]; then
startx
fi
これで ttyv4 でログインした時に限り、ログイン直後に startx が実行されるようになる。csh、tcshの人へ
.login に正しい書式で、同様に書けばよろしい。if文の書式は自分で調べてること。
以上、/etc/ttys、/etc/gettytab、~/.bash_profileの3ファイルを書き直せば、
電源を入れると、gnomeがあなたを待っている。さあrebootしよう。
5.注意
UNIXマシンに詳しくない同居人がいる人は、あなたのプライバシーが暴かれる可能性が増大します。電源を入れて黒い画面で login: と表示されたら手も足もでない人は多いですが、gnomeが立っていたらファイルを見ることは簡単です。
しかし、パートナーがUNIXに詳しい場合はLiveCDで起動して、HDDをmountしてすべて見ることができるので、あまり危険度は変わりません。気にしないでよいでしょう。
Xserver をlocalhostのclient以外が使う場合は注意が必要です。上のように、rootでautologinして、、、と思うかもしれませんが、うまくやらないと、正当なユーザ以外でもXserverを使えるようになったり、他のユーザのウインドウをとったりすることができてしまうようになります(例えば xinit 以外で Xserver を立てた場合など)。
上記のように、個人ユーザで startxする分には大丈夫ですが、気をつけてください。
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