また、PASMO用(Suicaでも同じ)の「バス特」という制度もあり、どうするのが一番お得なのか分かりにくい。
一度、きちんと計算しておこうと思っていたので、連休を利用して計算してみた
(嘘つきました。一時間もかからずにできました)。
前提
・都区内の都営以外の民営バス会社(小田急バス、東急バス、京王バスなど)は、ほとんど一回210円均一の料金で乗れる。
・通勤定期券(一ヶ月)は45回分、通学定期券(一ヶ月)は36回分で設定されている。
・バス得の制度はPASMOで利用したとき、おまけがつく制度。旧バスカードのおまけと同額(5000円払うと5850円分乗れる)だが、暦月ごとにリセットされてしまい、バスカードほどは得ではない。バス会社によって違う。今回は小田急の場合で計算した(が、他の会社でも大体同じ)。
http://www.odakyubus.co.jp/pasmo/pasmo2006-12.htm#ticket (小田急のバス特)
http://www.keio-bus.com/pasmo/page04.html (京王バスのバス特)
結果
横軸が乗る回数、縦軸がかかる金額。線の種類は上から順に
現金(赤)、PASMO(黄緑)、定期券大人(青)、定期券学生(ピンク)
結論学生は21往復、大人は26往復するならPASMOより定期券の方が得だ。一月の平日の数は平均30日×5/7-1日(祝日)=21日であることを考えると定期券は得ではない。
定期券は未来に乗るかを判断しなくてはならない。天気が良ければ歩こうかと思うかもしれないし、飲みすぎて終バスがないかもしれない。やっぱり、PASMOがよいと私は思う。
参考
今回の計算に用いたスクリプト。お行儀悪いけど、せっかくなので載せておく。
#!/usr/local/bin/bash omake=0; bustoku=0; regular=0; one=210 for i in {1..60} do charge=$one; regular=`expr $one + $regular`; if [ $omake -gt $one ]; then omake=`expr $omake - $one`; charge=0; elif [ $omake -gt 0 ]; then charge=`expr $charge - $omake`; omake=0; fi toku_make=`expr $bustoku % 10000`; if [ `expr $toku_make / 1000` -ne `expr \( $toku_make + $charge \) / 1000` ]; then omake=100; if [ `expr $toku_make / 1000` -eq 4 ]; then omake=450; elif [ $toku_make -gt 5000 ]; then omake=170 fi fi bustoku=`expr $bustoku + $charge`; echo $i $regular $bustoku 9450; done